特定高齢者って何?
投稿日時:2017-10-05 10:48:16
高齢者の中でも、介護士の手伝いをほとんど必要せずに自立した生活ができる方もいれば、介護なしではア生活できない方まで、様々です。今現在は元気に自立した生活ができていても、高齢になるほどに介護リスクは上がっていきます。
「特定高齢者」という言葉をご存知でしょうか? 2006年に改正介護保険法で定義されたものです。65歳以上の高齢者の中でも、現在は大丈夫でも将来的に要介護・要支援になるリスクが高いと判断された高齢者のことが「特定高齢者」とされています。健康診断と生活機能検査を医師が行い、判断します。
特定高齢者認定を受けると、要介護・要支援にならずに済むように介護予防特定高齢者施策に基づいた介護予防プログラム<に参加できます。プログラム内容は主に、筋力トレーニング、脳の活性化、栄養指導などです。
こうした取り組みによって少しでも介護や支援の必要な高齢者の増加を抑制し、元気に暮らせる高齢者を増やすとともに、社会の介護福祉の負担を減らすことに繋がるのです。